日記  平成十九、水無月



20070629FRI レイニィ




今月ももうお仕舞いですね。蒸し暑い梅雨がつづいています。
6月1日生まれの沖田さん。この人のもつ季節のイメージも夏なのだなあ〜
いま(20時)、部屋の温度が29.5℃あります。こう暑いと、南国の人のように踊りだしたくなります。
どこかで異常気象がニュース伝えるところの「例年並み」になりつつあるというのを聞きました。
…いつか冬が梅雨くらいの期間しかないなんてことになったりして。
地球の寿命はちょうど今がターニングポイントだ、なんていう噂も、信じられないような、うなづいてしまうような。
あと半分もの長い時間を、環境悪化の一途を辿るのだろうかと思うと、本当に息が詰まりそう。
とりあえず今年は、一人の自室ではクーラーなしです☆
外ではサアサアと雨がしたたっています。音楽はCoccoを聴きながら。
もう二年も一緒の部屋のがじゅまるは、夏を迎えてスクスク、成長期。



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20070627WED




今日の「その時〜」真田昌幸のアンコール放送を見ました。一石投じる関が原。
おとうさん。十勇士のルーツという謳い文句に、うふふ。
新村清比古さんの切り絵や、大正期の講談本が映されていました。
あな、行きたや九度山。
郷土を想う心のうつくしさは、幕末までつづく真田のつよさです。
アキレス腱っておもしろい表現だなあ いまもずっと走り続けている。

実はいま、鈴鹿山に行く計画を小耳に挟んでいます。由利鎌!
鈴鹿峠は「桜の森の満開の下」の舞台でもあるのです(目的は文学散策)
が 都合がつかず、涙をのむことに〜。
行きたや!



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20070624SUN キャンドルナイトの過ごし方+



22、23と、キャンドルナイトを過ごしていました。

* 一日目
20時までどたばたしメールも返さないままに消灯。
途中でキャンドルが燃え尽き、あ、冷蔵庫がうなっているなと思ううち、就寝。

* 二日目
20時前にメールを返信し、消灯。
キャンドルがないので、外灯のあかるい窓へ寄り、がじゅまるを置いてお茶をのみつつ、ぼんやり。
あれこれ思い巡らせるうち、「ソフィーの世界」が思い出され、
なぜか「あしながおじさん」とイメージがかぶっている、結末はどうだっけ…、読み返そう。などと思ううち、就寝。

普段とあまり変わらないようでありつつも、やはり自分の身の回りよりおおきなこと、
自然や星としての地球についてありがたいなあと考えさせられたことは、
キャンドルナイトならでは、だと思いました。
素敵な夏至の夜。また、冬至まで。

 非情の掟

寅王丸…。うう、もらい泣いてしまいました
家督についての矛盾といい、順風に少しずつひずみが生まれてきました…
順風といえば、有名な甲州法度。高坂もしっかり紹介されていました。あなたは文系!
恵林寺の絵姿も映されほくほくでありました。
駿河のあの撮られ方は、かなりの確立で「24」を連想されることでしょう(笑)
そして勘助のなかで 御館様≦四郎勝頼 に…。
今まで冷淡に私情を捨てていた勘助の、心が垣間見えた回でした。
おにいちゃん太郎義信を見守っていきたいと思います…。
次回は武田の力攻め。越後のできる弟も現れた!みねば、みねば。



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20070621WED 夏至前夜




TOPは夏男、根津の甚八です。さまぁ〜
明日は二十四節気のひとつ、「夏至」です。
一年で最も日の高い日。
そして、「キャンドルナイト」の夜のはじまりであったりします。
ずっと気になっていた、キャンドルナイト。
エネルギーと自然に、感謝のきもちをこめて
明日からの夜は、キャンドルを灯して過ごしたいとおもいます。



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20070619TUE

ひこにゃん、しまさこにゃんブームに乗って
頑張れ、かんすけ君!(甲府局キャラクター)


好物はほうとう(山梨の郷土料理)だよ!土気色の肌が男前。(笑)

いっそのこと…!

  にゃんすけ君。

…怒られますがな。



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20070618MON 殿と佐助




佐助は殿のことが大好きです。私も大好きです。

私には今夢があるのですが、その夢を人に話すたびに、自信のなさに気づいて動揺してしまいます
夢を信じる、自分を信じるって難しいなあ。
最後は勇気だよ、という言葉をもらえて、よし、これでいこう、がんばろうと思えたり。
感謝、感謝です。

日記絵は、ちょくちょくログに追加しています。よかったらのぞいてみてみてくださいませ。



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20070617SUN




今は梅雨の中休みなのだそうです。暑い日がつづくなあ。
昨日は父に電話をしたら、いつもは早々寝てしまう時間に起きていてくれて
なんだか嬉しかったです。でもプレゼントはまだ贈れていません…!何がいいだろうかなあ。
そんな父は今日甲府城に行ったそうですが、あすこ、天守閣がなくてどこかさみしいのです
いやいや人=石垣=城、ですね!

 越後の龍

真田幸隆!おじいちゃん、よかったね…!
六文銭の歴史の始まりです。
忍芽殿の凛々しさと村上にいた家臣団の義の心に感動。真田兄弟がかわゆかった…
幸隆が武田を介して城を持ったことは平蔵お久さまの所にも届いていました。久々のお二人さん。
長尾景虎初登場!タイトルロールの割にちょっぴりでしたが、やはり絵になりますね。
これからどんな演技をするか楽しみです。
戻ってきた勘助を見ての高坂スマイル、嬉しそうね!
そして。御館様…自らが遠ざけた、父親に近づいていく。血の因習とでもいうような…
息子、四郎勝頼と太郎義信に対しても。
武田家はお兄ちゃん(武田義信)に想い入れがあるため、次回から辛そうだなあ…と思ってしまいます。



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20070616SAT

群青色が漆黒に近くていいな、と思いました。赤ものみこんでしまう。
これはログにいた十蔵です な、長尾氏?





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20070615FRI




ゼミのレジュメを作っていたら、日付が変わってしまいました。
午前零時を回る前には眠りについていたい…。
でも今回取り上げる作品が、私は京都にいてこれを読みたかった、きっと、という充足感をともなっていて
まだまだ、覚醒しています。判官ものです。興味がわかりやすい。笑
チンギス・ハーンになったり、鹿児島まで落ち延びたりしてしまう、そんな英雄の愛し方をする日本の心が、やはり好きです。
虚構を愛せよ。真実に致すそれで。
帰り道に、紫陽花がぽむぽむと花開いています。色とりどりなのだなあ。
梅雨の幕開け。しばらく涼しい日が続きそうです。

Yahoo!の「日本人の自尊心は米中なみ」という記事が興味深い。
資本主義社会の行く道なのだろうけれども
日本的美徳が失われていくようで、恐ろしい、ほんとうは。
これから考えられないような犯罪が、どんどん増えていくのだろうと思う。良いと思えない。けれど悪いとも言い難い。
ただこの現状が、日本の歴史の一直線上にあり続けるのだということを、忘れない。



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20070613WED I know.




「西の魔女が死んだ」映画化するんですね…!今日付の「Miljan」(山梨日日新聞WEB版)で知りました。ロケ地は清里高原…!
大好きな作品が、地元山梨で撮られるというこの喜び。初夏の清里の森林…、想像するだけでうっとりしてしまう最高のロケーションです。
初めて読んだ梨木香歩作品。読み終えると、じんわりとした感動がこみ上げてきて、
奇跡に出会う魔法がかけられているようだと思いました。
日々を丁寧に生き抜くこと。そして人とのつながりを大切にすること。
来春以降全国ロードショー、今からとってもたのしみです。



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20070611MON 蛍の季節




というのを聞いて、絵を一枚描きました。才蔵です
一度でいいから見てみたいなあ…。色々想われてくるのだろうなあ…。
ほ、ほ、ほーたるこい。京都の夏の夜の夢。



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20070610SUN
 

殿。三十くらいと壮年のイメージです。
更新の絵は鈴鹿峠にて三人。本当はもう一人、伊三がいます。
鈴鹿峠で盗賊をはたらいていた由利鎌が、諸国漫遊中の佐助に諫められる場面。
体が先に動く三好清海。
鈴鹿山は今の三重県と滋賀県を結ぶ、東国から都への交通の要所だったそうです。実際にも山賊が拠点としていたのだとか!
由利鎌の前身は丹波の豪族、朝倉家家臣。朝倉家が織田信長に滅ぼされ、山賊となっていました。
由利鎌も色々創作のエピソードを抱えています。隻眼の由来、とかとか。
そういえば、「ゆりかま」とあだ名で呼ばわってしまっているのですが
自分の中でかなりしっくりきてしまっています。昔は「ユーリ」と呼んでいたような気もします、委員長。(←「トーマの心臓」)
徳川方を描き出すのはいつになることやらやら。

TOPも更新しました。佐助は当サイトの看板役者です(笑)

 河越夜戦

そんなに風魔が名を轟かせて…?!
幸隆!くのいち葉月。やはり情報が命のこの時代は乱破素破が欠かせません。
そうでなくとも真田には草の者が出てこないと気が済みません(笑)
か、かんすけがんばって…!幸隆を武田にどう結ぶ!
新しい命と命危うい勘助、生死のコントラスト。のちの武田勝頼公、ご誕生です。
そして越後の龍・毘沙門天のうつし身がいよいよ次回…!
どんな人物に描かれるでしょう。たのしみ。


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20070608FRI




あっという間に週末。ここにきてようやく、ぼーっとなっています。ぬけがら。
けれどもお仕事目白押し。全部机上作業なので、土日はおとなしく専念しています。
家から嬉しいものが届きました。体の温まる「三年番茶」に、長野のそばの実なめこ!
作業もがんばれそう。また手紙を書こう。絵も描こう。
外では雷が割れ響いています。梅雨の足音、夏の訪れ。



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20070606WED 芒種

今日は二十四節気の一つ、「芒種」です。
西日本はこのころ梅雨入り、ですって!蒸し暑くなるぞう。
夜の8時くらいでも、外はまだ宵の口という雰囲気で、とても驚きました。
日の高くなったこと。
そして、今日は友達の誕生日。地元に戻らないと会えないというのが淋しいなあ。
そういえば、ボランティアで小学校に行ったのですが、三年生の男の子に背ー低いといわれました!
もう3年したらチョイチョイッと抜かれるらしい。これは楽しみ。



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20070605TUE Wild World




今日は世界環境ディ。「大地讃頌」がうたいたいなあ。
京都議定書の効果は、世界にとって霞のようなものかもしれないけれど
ほんとうに大切なのは、「なにかしなくちゃ、いてもたっても」な状態と経過だったりするのだろう。
その底をずっと流れてきた、日本古来の自然崇拝を、私は愛している。とても。
そんなことを思いながら、熟したアボカドをくるくる、切りました。



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20070603SUN 我思う、故に。




もとムーミンの日。今はトーべ・ヤンソンの誕生日、8月9日なのだそうです。スナフキンー。
写真は静岡県掛川城にいったときのもので、近くにあったお社に、こんなリッパなサルノコシカケが。
この切り株はたしか、寄贈されたものでした。
佇まいというかまとっている雰囲気というか、静かにそこに在るをする、というものに、惹かれてしまいます。

今日は古本屋にいく予定だったのですが、一眠りしてしまい、そのかわり炊事掃除洗濯をしっかりこなしました。
信州のアスパラガスをゆでて、鮮やかな緑にうっとりしたり。
緑という色が、私の部屋には多いです。緑とそして、赤が。
緑は愛すべきがじゅまるや、ドット柄のカーテンだったり、家電・洗濯籠、最近増えた梨木香歩の背表紙だったり。
赤は、部屋の仕切りであったり、壬生寺と姉の作ってくれたダルマの大小、甲州印傳の印鑑・筆入れであったり。
完全な補色関係を結びながら、それぞれが個性をはなち、静かにただそこに在る、をする、たたずまいの妙。

今日も夜は、かんすけカンスケ山本勘助を見ます。

 三国激突

ご懐妊おめでとうございます。おめでとうと今は喜んでおきたい…
繋がってきたきた。関東管領「上杉」の名もでてきたきた。今月17日は見逃せないではないの。
ほつれていた糸が織られていくような展開です。一つ一つの台詞に意味が置かれているんだなあ。
聞き逃せないというか、実際説明が解らなかった時はそのまんま見ています。笑
信頼を受ける勘助。板垣殿はずっと勘助を見極めようとしていたんだなあ…。
小山田氏には、未だその気配はないけれども、さもあらん、といったことで
疑うことが必定だったこの時代で、信じるということがどれだけリスクを負う決断か。
あるいは、信頼を得るため心をひらくということが。
海を臨んで笑ってごまかし合う(笑)一国の主ふたりからも伝わってくるような。そんなことをおもった回でした。

そして次回はおじいちゃん真田幸隆が!草の者も奔らせているようで(真田はこうこなくっちゃー)かなり楽しみです。
ところで、私の住んでいるところも近隣の小山田領です。母などは今から「ユダ」と呼ばわっていますが!(笑)
絹織物が紹介されていて嬉しかったー。紹介も毎回楽しみです。



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20070602SAT

本能寺の変があった今日、織田信長の供養が行われたそうです。京都新聞より。
今、林芙美子の「絵本猿飛佐助」を読んでいます。林芙美子が書いていたの…!という驚きとともに
心ある一人の人間としての佐助の、成長や葛藤を、情緒豊かに、丁寧に描いています。
この物語にあえてよかった…!
「草むら」に一枚追加しました。続きを一枚ごと考えながら描いています(笑)
あまり聴かない洋楽ですが、今日はなんとなくMR.BIGの"To Be With You"を聴いていました
エリック・マーティンかわいいー。いまでも少年のよう。



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20070601FRI 水無月




才蔵。ここのログを創作に仕舞いました。
六月に入りました。今年もあと半分になろうとしていると思うと、はやいものです。
ちらほら道端で紫陽花を見つけています。雨の季節、どうぞお体にご留意くださいませ。

読書記録、最近漱石の「文士の生活」「私の個人主義」を読んでにまにましていました。
作家のありのままが映し出されていてそれはそれは面白いのです。
「文士の生活」では、美服はすきだが、妻の御仕着せばかりきている。だとか、
謡曲を芸術としてではなく、運動と思ってやっている。だとか述していて。
文豪っていうのも、先入観のひとつかもしれないと思ったりなんかして。

さいきんもっぱらSigur Ros を聴いています。メランコリックさがよいです。



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