日記 平成十九、卯月



 20070430MON 風林火山




おひささまを守れるのはもうおまえしかいねーずら…!
平蔵の一途な想いを応援します。

晴信が鬼になっていく。もう戻れない…それは家督を継いだ時から決まっていたけれど
それでも寅王丸をさらって行く場面は居た堪れないものがありました。
由布姫も登場以来ずっと辛いのですが、今回は特に
勘助がいくら姫の憎しみを自分に向けさせたとしても、きっと武田への恨みは消えずにあるんだろうな…
これから晴信の側室となる由布姫の内面がどんな風に描かれていくのか気になります。



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20070429SUN からくりからくさ




今日の絵はオリジです
案の定熱が上がり、一日中ベッドの中を余儀なくされました。
眠っては目が冴えてしまうので、読みかけの本を開きます
そして、梨木香歩の「からくりからくさ」を、読了。
梨木香歩さんの書く物語は、どれも思慮深さと豊かな感性が窺い知れて、魅力的なのですが
この作品はまるで、丁寧に織り上げられた一反の錦のようでした。
いろいろなテーマが縦糸、横糸のようになって…読後もぼんやり思索に耽ってしまいます。
こうしてうったえかけてきた何かが、心の糧になっていくように感じられました。

ところで…今日は、詩人中原中也の生誕日だったのだなあ。今年は生誕百年の年なのだそう。
これから大河を見て、(たのしみ!)休もうと思います。



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20070428SAT




結に高校からのお友達、英ミツヒ嬢をお迎えしました*
機動戦士ガンダムSEED(DESTINY)で活動されています。イラストもお話もとても素敵です!
いやあ、風邪を引きました。つい最近ミツヒ嬢には元気だと伝えてたのに…(笑)
土日はいつも以上にゆっくり過ごそうと思います。
栄養をと食べた林檎がちょっと悪くなっていて、繊維がふかふか、水気ゼロでした。
ぎ、逆に体に悪そうだよ…
画像は望月六郎。真田庵の留守居番。髪が伸びました。鏡を見ない人なので、無頓着です
火薬も普段から触れていると体に悪いだろうなあ…。

更新、佐助に一枚とログ集め。ログはオンマウスで、タイトルのようなコメントのようなものが出ます〜
体調の悪いときには決まって怖い夢をみる。けれど眼が覚めると、忘れてしまうんだなあ
それにちょっとホッとしたり。



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20070427FRI 真田の祭り



TOP更新は殿です。真田庵の牡丹は、今月下旬までが見頃だそうです。
日曜には上田で、5月の3〜5日には九度山町で真田まつりが開催されます。か、髪が逆立つほど行きたい
九度山の武者行列では、十勇士も列をなすのですが、子どもが扮する子ども武者行列もあるようです。
子どもたちが可愛らしい…。
お祭の内容も多彩で、それを支える地元の力が伝わってきます。
椿屋四重奏を聴いています。ついつい和の匂う音源に食指が伸びるのですが
このバンドの醸し出す妖艶な和がよいです。お江戸テイスト
「群青」「かたはらに」「朱い鳥」を良く聴きます。




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20070426THU




もう週末がすぐそこに!というほどあっという間の一週間でした
一日一日を、淡々と過ごしていくと時は気づかずに流れていくのものだなあとおもいました。
昔より、日が早く過ぎればいいなあと思うこともなく
噛みしめるように、毎日を特別に感じて過ごしたいなあとおもうようになりました。
連休どうしようかなあ。このままだと何もせずに過ごしそうです
何にもないのは倖せだけれど。無為に過ごしてはもったいないぞ
ずっと絵を描いていそうな気がする。笑

十六穀ごはんを炊いた!食べた!
歯ざわりも嬉しくふんわりとしたあまみがたまらない〜



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20070425WED バトン!




2Kさんからバトンをいただきました!2Kさんありがとうございます〜
そして遅れてしまって申し訳ありません…!楽しく回答させていただきます!


●困ったよセリフ的なバトン

1.まずは回してくれた管理人様に挨拶!礼儀だぜ!

 ありがとうございます!!大変遅くなり、申し訳ありません!

2.ある日森の中で友好的なクマさんに出会った。

 「クマったなあ…」 これは言っておこう。

3.くじ引きで選んだクジをそれでいいの?と言われた。

 「な、何かあるんだ?」

4.朝起きたら全裸だった。

 「またか…」

5.角に足の小指をぶつけたところを見られて鼻で笑われた。

 「ないの?打ったことないの?!」

6.ある日道で僕のケータイと君のケータイを交換しませんかと言われた。

 「新手の勧誘ですか」

7.トイレに行ったら好きなあのキャラが気張ってる所だった。

 「アッ!違います違います隣です!」

8.バトンはノンストップ!これを止めてしまったら、 回してくれた人に失礼に当たるぞ!

 未回答のやってみたい!という方、どうぞー!

わー楽しかったです!久しぶりにバトンに答えました。 へんたいがいます
2Kさん、楽しい時間をありがとうございました〜*


友達が昼休みに花札をやっていました。懐かしいなあ。
十六穀ごはんを買ってきました。早速明日炊いてみようとおもいます
「健康」の二文字にとても弱いです。野菜ジュースと豆乳は毎日欠かせません
空き時間に図書館でいいものをみつけました。
真田宝物館のカラー図録、備えと名宝が目白押しです。
多くは松代藩主時代のもので、状態が良くどれも美しい…香道具まである!
妄想がとまらないー。
六文銭の印が輝かしいです。



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20070424TUE




根津 エン ユーリカッマー
わりと根津がいじられている。

今日道を歩いていたら、急に足の着き方が斜めになってしまって
よくよく見たら、ヒールの外側が斜めに削られていました
気づかなかった…徐々に減っていったんだなああ
どういう歩き方をしてたんだろう…反省。



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 20070422SUN 風林火山

サーバ障害があり、一時閲覧できなかったようです。メンテナンス、お疲れ様です。

諏訪の哀。由布姫の言葉が胸に迫ります。
能を鑑賞する場面がありました。演目は、『千手』(シテ 佐久間二郎 他)指導は観世喜正さん。
話の筋を調べて、新たな発見がありました。
主人公(平重衡)は、一の谷の合戦で生け捕られ、源頼朝の待遇のもと夜が明ければ死の待つ都へと旅立つ身。
作中の頼重の置かれた身になぞらえて、意味を持たせていたんですね。大河だなあ。
以前佐久間二郎さんの「巴」を観ましたが、折しも山梨出身の能楽師さんということで、ちょっと親近感。

頼重の遺志を、謀略した勘助が受けるというのは皮肉だなあ…
勘助は主君のためならば、人の心も捨てる。晴信もまた、鬼となっていく。
なっていく。父を遠ざけるにしても、初めから鬼の如くではなく
そこに、武田晴信の成長と、それを支える勘助の影響力が、見えてきます。
そして主君晴信の「始末」の言葉に、内面的変化を感じ取る、春日源五郎。さすが…敏いです。

今日は午前から、南座の歌舞伎教室に行ってきました
舞台や歌舞伎の説明は、初心者にも分かりやすく、親しみやすかったです。
「京人形」は本当に踊りがコミカルで、客席からもしきりに笑いが起こっていました。
学生はその場で桂九雀さんに出席を取られたり(最前列花道寄りで元気良く手を上げた約三名笑。)
その後ゼミの先生にお会いして、お茶を奢っていただき、歌舞伎の本授業とあいなりました。笑
もう少ししたら、また観に来たいな。



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20070421SAT 関ヶ原、敗戦




殿と才蔵です。略歴に沿って、頭にあったものを漫画にしました。
関ヶ原の真田家は本当に大変だったんだなあ…
しかし双忍とも、甲冑の似合わないこと(笑)装束姿を見慣れてるからなあ…
明日、南座に歌舞伎観劇に行ってまいります…!どきどき。



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20070420FRI 穀雨




今日は二十四節気のひとつ、「穀雨」にあたります。
この頃降る春雨が、穀物の成長を助けるのだそう。美味しいお米が育つといいなあ。
更新目まぐるしいこの頃です。すこし落ち着いて、創作項を厚くしていきたいな。たのしく学んでいます。
TOPは佐助、真田紐は、「組む」ではなく「織る」というのだとか。
幸村の父、真田昌幸により考案。(創作では筧、望月、根津が文殊の知恵でなしたことに...笑)
ちょっとした表現の違いなのですが、機械的でない人の温かみのようなものが感ぜられて
なんだかよいなあ、とおもいました。



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20070418WED 九鬼水軍



「その時〜」今回は村上武吉!本日教授の授業を受けてきたところで、自分のなかでホットな話題です。
村上水軍、というと九鬼水軍が連想されます。(笑)
そしてその熊野灘で海賊頭目として活躍していたとされる、根津甚八。
父上は大和絵師だったというのに惹かれています。



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20070417TUE 0.3mmシャーペン




更新 頭の中のもうそうをあれこれと描きました。
こういうストックが夜な夜なたまりつつあります。私の至福のひとときです。
取った授業がかなり過激でおもしろかった…ソーセキやオーガイがウヨクだとか。チト過激。こうして雑学がふえてゆく。




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20070416MON 花冷え




穴山小助 幸村と同じ顔をと思うとむずかしいです まだまだ模索中...。
昨日はミツヒ嬢と、知恩寺境内で開催される「手作り市」に行ってまいりました〜
作品が…手作りの域をこえていました。趣味ではなく生業になっていませんか!という…
ハンドメイドのアクセサリーやお菓子、陶器、革製品など、本格的なものにいたるまで。
お客さんも出店者さんも楽しんでいる、素敵な青空市でした。
そしてねー、もう、ひとがすごかった!

今日は朝から雨でした。京の花冷え。電話をしたら、実家の山梨でも降っていたみたい。
まだこたつは外せんなあ。




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 20070415SUN 風林火山

へ、平蔵!心臓がそっくりかえった

細工は流々、あとは仕掛けをご覧じろの勘助の計略
謀られる側の描写を欠かないのが、いいなあ。諏訪氏も応援してる…。
そして力強い由布姫像。聡明な姿に惹かれます。
百足衆などれあな人たちも出てきてた。
しかし本当に信じられるのは己のみという時代だったんだなあ…。
現実にめげていられないわー。



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20070414SAT 春眠




朝から花粉症がひどくて、一日中部屋でねていました。こんなことできるのは学生のうちだけだ…
仕舞い込んでいた絵の具をひっぱりだしたら、虫が出てきて泣きそうになった そう、春だなあ、うん
明日は百万遍の知恩寺境内で開かれる「手作り市」にいってきます。ミツヒ嬢と一緒です!
ハンドメイドのものがだいすきです。自分でも作ってみたいなと思うのですが、面倒がりさが先にたち…
姉が最近編み物を始めたようで、ちょっと触発されつつも。
更新 文章をつけました。ここちよい音楽を聴いていると、その感情を言葉や絵にしないではいられなくなります。
どんなジャンルの音楽も聴くのですが、今日はシューマンの「トロイメライ」、京都の子守唄「竹田の子守唄」
spring songというピアノ曲などを聴いていました。
自分がいかに春の憂鬱というものを愛しているのかがよくわかりました(笑)
季節では春が一番好きで、出会いや別れがあったり、桜が咲いては散るというのもあり、特別ナイーブな感情をいだいています。
佐助母を描きながら、もうすぐ母の日だなあとおもったり。
上の絵は才蔵と相棒の巨鷲です。彼は伝書したり物見したり、合図になってくれたりします。



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20070413FRI 香





高坂昌信(春日源五郎) 恵林寺・信玄公宝物館蔵の彼は、おもわず立ち尽くしてしまいます
甲冑からのぞく切れ長の双眸が、とても秀麗にうつります。
ゼミ初日だったのですが、いきなり先生から衆道や便器の話が飛び出してたいへんでした。
抱腹絶倒もので。(笑)古典文学なのですが、真面目にこの手の話ができるというのは。深いなあ。
帰りに桜のアロマオイルを発見して購入しました。桜というよりは、フルーティーなサクランボの香り。
桜の花の香りっていうのは本当に難しいんだ。なかなかめぐりあわない。
ただロクシタンのフレグランス チェリーブロッサムは桜の香りがするというのを聞きました。私には敷居が高いです…。



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20070412THU 柴錬




花も散りはじめました。
新学期のキャンパスは、ここのところの学部新設のめざましさあってか、年々賑わしくなってきています。
いいことだな。二年前はもっと閑としていました。それが居心地よかったりもしたのだけれど(笑)
今年は日本近世史の授業も取ったので、うきうきです。うれし。
図書館で、柴錬の「赤い影法師」を読了しました。
こちらも浪漫あふれるハードボイルドでした。語弊をまねいてもこれはダンディなハードボイルドだといいたい。笑
すこし内容に触れると、前提では、幸村が夏の陣を経て生存しています。もう、夢があります。
佐助も、赤猿佐助の名を名乗って、大活躍していました。
年月を重ねて変化を伴った主従のいろんな面に、おもわず口元が緩んでしまいました。
余談ですが、柴錬作品でこっくりと描かれる「色事」についてですが
どうも、佐助当人に関しては、避けて通っているように感じられます。
ことごとく英傑に色を供えておいて、と不思議に思っていたのですが、避けているというより忍びとしての無用、なのかどうか。
佐助がもともと自分の容姿から、美にコンプレックスを抱いている人物に描かれているので、
それが女人(美の象徴的な)をも遠ざけているとしたら、シバレンが悉く色を用いるがゆえに、稀出だなあ、とおもいました。
そしてその清さに惹かれてやまない、読者のひとりだったりします。(笑)




土日にお花見へくりだして、また携帯が花に埋もれている!



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 20070408SUN 風林火山

甲府では、武田信玄公祭が催されていました。いきたかったなー!
今日の総合の放送は統一地方選ではやめでしたね。
おじいちゃんが出るのが楽しみでならないのです。えへー
今…回はどっきりさせられました…信玄とあの源助が言葉を交わすと思わなんだから…(あのって?)
高坂昌信の活躍もおっております。出世したねー(笑)
しかし本当に主人公・勘助の脚本なんだなあと見ています 人選から地味かな?と思ったのですがしっかり主人公立ちさせている。
だましあいが面白いよね(笑)そして女性の翻弄をおもう
現存する孫子の旗は、その鮮やかな藍はなお凛々しいほどうつくしく、なんだか感慨深かったのをおぼえています。

 山梨を読むずら。 山梨日日新聞社 Miljan -みるじゃん-



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20070406FRI 立川文庫




ネムい…モーレツに更新しています そのかわりあまりサーフィンできていません.ひーん フジファブのサーファーキドリ行きたいな
一年半描いていなかったのでリハビリになるといいなあ。
清海入道の弟・伊三入道です 彼の散り様はすごいです。武士のキワミだ
物心付いて、真田十勇士の底本「立川文庫」を読みたいです。
「立川文庫」は大正時代の講談を立川熊次郎氏が書籍に出版したもので、その第40編以降に幸村率いる真田十勇士が活躍します。
少年たちに忍者ムーヴメントを引き起こした傑作であるとおもうのですが
後に大正文士として名を馳せる康成や清張が少年時代を共にしたかと思うとなんだかどきどきしてしまう…よ
佐助ごっことか流行りましたようぜったい。どうしよう、康成少年が印を結んでどろんとか「只今参上!」とかやってた…ら…!(エ、妄想です)

十勇士略歴に簡単な絵を差し込みました。こんな風に脳内にあるねたをかきとめたいなーと思います。
明日の六時に母を迎えに京都駅へゆきます。お花見が楽しめそうな週末で、わくわくです!
ただ、今週は大河を見逃してしまって…たぶん母はもう見ているな…再放送に付き合ってもらおうと思っています。笑



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20070405THU 清明

今日は二十四節気のひとつ、「清明」の日だそうです。桜が見ごろの時期なんですって。
学校にキャリアテストや健康診断に行きながら、その帰路花見を楽しんでいます。小さな神社があって、その前をとおると桜のはなやかなよい香りが。
春の大阪城にも行きたいなあと夢見つつ(惜しいことにまだ行けてません…)
週末は母がお花見にくる予定もありちょっと動けなかったり。でも、市内のお花見はたのしみ。どこいこうかな。
携帯に、春に撮った写真ばかり入っています。なにはなくても桜は。桜だけはと取っておいてある。
懐かしく見ていたら、長野史跡めぐりの写真もあって。帰省中父と出かけたんだよー上田市真田町(合併したんですね!)、松本、軽井沢...ああ、長野に就職したい(飛躍。)
もっと旅にでたいなあという気にさせられました。京都すら満足に巡れていないけれどもネ!



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20070403TUE おぼろ月夜

高野辰之作詞、岡野貞一作曲の「朧月夜」は、私の大好きな唱歌のひとつです。
どういうわけか、切ない気持ちになるのです。それでいて懐かしく、あたたかいのです。
最近では中島美嘉さんによって歌われていましたね。
どんなに時が流れて、何もかもが変わっていってしまっても、日本のうたは、普遍的にうつくしいと思います。

04月03日 02時15分:満月(南中時の視直径29.8′今年最小)

 参照:The Moon Age Calendar - http://www.moonsystem.to/




あいかわらず血色の悪いひとを描くのがすきだなあと



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20070402MON さくらさくら

桜の季節を迎えた京都は嵯峨嵐山で、英光灯嬢とお花見をしてまいりました。

   

  

  光灯嬢よりいただきました* いえーい春だよ!


天龍寺から渡月橋、嵐山公園、大河内山荘から常寂光寺と嵯峨嵐山のぐるりをひとめぐり。
桜や躑躅、梅や木蓮など春の花々が花をほころばせるなかを、ま〜ったりとそぞろ歩きました。
昼食は「平の家」さんの湯豆腐・麩づくしを、また旅の終わりには「稲」さんの桜パフェをいただいて、京都の春を満喫しました〜
桜はしだれ桜をたくさん見ることができました。咲きはじめもよいですが、ちらちら風に舞っているのもうつくしかったです。
なにかなあ、散る桜を見て嗚呼と感傷的なきもちになるのは。やはり日本人としての気質かしらん。判官びいきだぜい。
桜の開花時期はわからないねえ〜、と言いつつも、彩りゆたかな花々を愛でつつ、楽しい時間を過ごすことができました。(光灯嬢ありがとう〜!)
花盛りのこの時期、また出掛けてゆきたいなあとおもっています。



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20070401SUN 山田長政


四月ですね。京都の桜もいよいよ見ごろたろうやという感じです
今日大好きな漫画サイト様で得た情報なのですが、あまりに興奮したので特筆します
まずはこちらをYOMIURI ONLINE(3/30付けのものです)

山田長政。なかなか聞きなれない人物ですが、江戸時代、タイ(当時のシャム国)へ渡り活躍したサムライとして有名なこの方
私のだっ…すきなシバレン(柴田錬三郎翁)の描く「猿飛佐助」(『柴錬立川文庫(一)真田十勇士』・文春)に登場しています。
お話では、幸村の父・真田昌幸が佐助を真田家家臣として息子に推挙するかわりに、この長政の「素手での生け捕り」を命令しての登場なのですが、
この男、身の丈六尺余りの巨漢で、百人力の女好きという勇壮さで描かれ、
しかも佐助に生け捕られてから「日本は俺には狭いぞ!」とカンボジヤにいる堺の商人をつてに朱印船に乗り海を渡っていくのです。
その商人が、10歳の才蔵を拾い養った呂宋助左衛門でした。山田長政はこの呂宋助左衛門をたずね、そのとき才蔵とも知り合います。
そして、日本へ渡った際、猿飛佐助という忍びに出会って業を競え、と言い置きました。
これが佐助と才蔵の初めての対決につながっていくのです。

(この場面が大好きなのですが、

佐助「そうか。仁左衛門殿(山田長政)は、やはり、王者となる星の下に生まれたかや」
才蔵「猿飛佐助、勝負するに、絶好の場所と時刻と思わぬか」)

さて、その山田長政が、このたびタイで映画になるのですね!
タイと日本の修好120年である今年を記念するものとして。タイトルは、「YAMADA―THE SAMURAI OF AYUTHAYA」。
読売には『長政役には、タイの舞台で活躍する日本人俳優、大関正義さんを「悲しそうな目つきがいい」と、口説き落とした。』とありますが…
古式ムエタイの会得ちうなんですって。まーかっこいい! シバレン十勇士ファンな私は、日本公開が今から楽しみでなりません。(むろん史実によれば真田家との関係は虚構なのですけれども...笑)

山田長政が駿河の出身ということで、情報元のサイトマスター様は「きっと富士山も画的にはいるだろう(タイのひとたちはMt.FUJIが好き)」とおっしゃっていました
この読みの深さよ(涙)富士の土壌に育まれた私はそこにも期待がうまれたりしています。

●参考資料 山田長政 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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